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windows10・タスクバーに突然天気予報が現れた!「ニュースと関心事項」

突然現れた「ニュースと関心事項」


2021年6月に入って行われたアップデートで、タスクバーに突然天気予報が表示されるようになりました。

そこをクリックすると、ニュース記事のサムネイルが並んだ窓がせり上がってきます。

この新機能のタスクバー上の名前は「ニュースと関心事項」。

初期値では、現在の天気を示すアイコン現在の気温(摂氏、華氏の切り替え可能)、どこかで注意報が発令されている場合は「注意報」の文字、どこかで地震が発生していれば「地震」の文字が、並んで表示されます。

その後のアップデートで、2022年6月現在では、主にその時の天気、花粉の多い少ない、気温の上昇・下降などのアイコンが順繰りに表示されるようになっています。


天気予報のターゲット地点は、ネットの接続情報等からだと思いますが、大まかな位置が割り出され、それが初期値になっています。

ウィンドウの天気の部分をクリックすると、Edgeが立ち上がり、MSNの天気の情報が表示されます。

天気やニュースをクリックするとブラウザが開きますが、規定値の設定を無視して、必ずEdgeで開くあたりがなんともmicrosoftらしいです(機能的に仕方ないのかも知れませんが)。

意外と使えなくもない?

ニュースは一定時間で更新され、現在のニュースが一目で確認できます。

どういう基準で並んでいるのか不明ですが、初期値では、国際政治からエンタメまで、すべて取り混ぜて表示されます。


「パーソナライズ設定」で、表示させるカテゴリを選べます。

天気も、MSNの天気と基本的に同じものですが、タスクバーから開いた天気で地点を登録しても、ブラウザからMSNを開いたときの天気と連動しないので、別系統で動作する機能のようです。

どこかで注意報が発令されているときに表示される「注意報」ボタンから、全国の注意報の発令状況が確認できます。

出張などで行動範囲の広い人だと、手軽に広範囲の状態がわかるので、案外使えるかもしれません。

いずれにせよ、今現在、警報や注意報、地震などの情報があることがアイコンとして可視化され、それにすぐアクセスできるのは、結構役に立ちそうな気がします。

2022年5月のアップデートで、これと似た機能が追加されています。
関連記事:windows10の検索ボックスに挿絵が?検索のハイライト機能のON・OFFについて

カーソルを乗せただけでは開かなくする方法

この機能で問題なのは、見るつもりもなくマウスカーソルが「ニュースと関心事項」のアイコンに乗ってしまっただけで、ウインドウが展開してしまうことです。

仕事で使っているPCなどで突然ウインドウが開いたりするのは本当に邪魔です。

そういう場合のために、マウスカーソルが重なっただけでは開かなくする設定が用意されています。


「ニュースと関心事項」にある「ホバーで開く」チェックが初期値ではオンになっていますが、これを外すと、天気予報のアイコンにマウスカーソルが重なっただけでは開かなくなり、クリックするとはじめて開くようになります。

やっぱりいらない、という場合の無効化の方法

実際のところはMSNをタスクバーに埋め込んだようなものだし、ただでさえ狭いタスクバーの場所を取りすぎだという声も聞かれるので、消し方もご紹介しておきます。


タスクバー上のどこか(別に天気アイコンの上でなくてもいい)で右クリック、現れるメニューにある「ニュースと関心事項」から、「無効にする」を選択します。

すると、何もなかったかのように消えます。

タスクバーに場所がないなら、広くしよう

タスクバーが狭い、という方は、ひょっとして「ここに入力して検索」ボックスを出しっぱなしにしていないでしょうか?

これをアイコン化することで、タスクバーのスペースを大きく空けることができます。

その方法をご紹介します。

タスクバー上のどこか(別に検索ボックスの上でなくてもいい)で右クリック、現れるメニューにある「検索」から、「検索アイコンを表示」を選択します。


すると、横長だった検索ボックスが、虫メガネアイコンに変わるので、かなりタスクバーが広くなります。

この検索機能自体が不要である場合は、「表示しない」を選んでもOKです。虫メガネアイコンすら消えますが、右クリックメニューからは消えないので、いつでも戻すことができます。


同じ場所に、「コルタナ」と「タスクビュー」のアイコンの表示/非表示を選べるチェックもありますので、使わないなら、それらも消すと、多少ですがより広くなります。







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