後ろに下がったウインドウがホイールで動く?
マウスホイールでウインドウやブラウザなどをスクロールさせようとする場合に、予期せず、後ろに回っている非アクティブウインドウがスクロールしてしまうことがあります。
普通に考えると、最前面に出てアクティブになっているウインドウがスクロールしそうなものですが、windows10の初期値では、マウスカーソルの位置によってスクロールするウインドウが決められるようになっています。
このため、アクティブになっているかいないかにかかわらず、マウスカーソルをスクロールしたいウインドウの上に移動させるだけで、背面に回った状態のままスクロールされます。
マウスカーソルがブラウザの位置にあると、テキストウインドウのほうがアクティブであっても、ホイールを回すとブラウザがスクロールする。もちろん、このままテキストウインドウにカーソルを持っていくと、テキストのほうがスクロールするようになる
これは、便利なようにも思えますが、「マウスカーソルがどこにあっても、アクティブなウインドウを動かしたい」人によっては、イライラの原因となるかもしれません。
この機能は、設定で解除が可能です。
今回は、その設定についてご紹介します。
設定方法
スタートボタンから「設定」を開きます。
その中にある「デバイス」を選択します。
左のツリーから「マウス」を選択し、その画面にある「ポイントしたときに非アクティブウインドウをスクロールする」をオフにすると、設定が解除され、マウスカーソルを持って行っても、非アクティブウインドウはスクロールしなくなります。