amazonで商品を選ぶ際に、レビューを参考にすることは多いと思います。
まだ買っていない商品の気になるところを的確にチェックしてくれていることなどもあって非常に有用なのですが、それが必ずしも公正な評価でなく、(恐らくは販売業者によって)実際にはそれほど良くもない製品に対して過大ともいえる高評価を大量につけているケースがあります。
いわゆる「サクラ」というやつで、どうやっているのか知りませんが、400~500、物によっては1000にも届くほどの数の高評価レビューを組織的に捏造するということが頻繁に行われています。
それでも初期のころは、名前は日本人っぽいのに日本語がおかしいなど、見ればわかる程度のものでしたが、ここ最近はかなり巧妙になってきており、ぱっと見では判別がつきにくいようなものが多くなっています。
ここでは、そういった「サクラ」によって書かれたレビューを高精度で見分けてくれる「サクラチェッカー」をご紹介します。
サクラチェッカーとは
サクラチェッカーは、ブラウザで「サクラチェッカー:https://sakura-checker.jp/」にアクセスするだけで使える、無料のサービスです。
作者の方は、複数の不正レビューグループに潜入したこともあるという剛の者で、その時の経験をもとにやらせのレビューを見極めるための「見抜くべき特徴」をつかみ、それをシステム化したのが「サクラチェッカー」なのだそうです。
現在はamazonのレビューチェックのみですが、いずれは楽天やyahoo!ショッピング等にも対応予定とのことです。
サクラチェッカーの使い方
サクラチェッカーの使い方は非常に簡単です。
①ブラウザでサクラチェッカーのURL(https://sakura-checker.jp/)を開く
②確認したいamazonの商品のURLを、サクラチェッカーのアドレス入力欄に張り付ける
③GOボタンを押す
基本的にはこれだけです。
これは、サクラがほとんどいない商品の例です。
amazonの評価と、サクラチェッカーによる「本物の」レビューのポイントがほとんど同じなのが分かります。
こちらは逆に、レビューのほとんどがサクラである商品の例です。
amazonでの評価は☆4.2もあるのに、サクラチェッカーでサクラを除いた☆の合計は1.89しかありません。
サクラの割合と商品の良し悪しとは直接的な因果関係はありませんが、やはりサクラの比率が高い商品の品質はそれなりであることが多いようです。