xpsファイル・oxpsファイルは標準状態では開けない
印刷からプリンタとして選択可能な、Windows標準の電子文書出力形式であるxps document形式ですが、このプリンタで生成される「.xps」「.oxps」ファイルは、初期状態では開くことができません。
xpsファイルは、アプリの印刷から、プリンタとして「Microsoft XPS Document Writer」を選択して印刷することが可能なファイルです。
しかし、それによって生成されるファイルは、そのままでは開けない状態となっています。
これらのファイルを開くには、標準ではインストールされていない、「XPSビューアー」が必要となります。
ただ、どこからかダウンロードする、といった必要はなく、windowsのシステム内で追加が可能です。
ここでは、その方法をご紹介します。
ここでは、Windows11での手順をご紹介していますが、Windows10でも同様の対応が可能です。
Windows10での手順は、以下の記事でご紹介しています。
関連記事：xpsファイルが開けない！「xpsファイルビューアー」のインストール方法（Windows10）
「xpsファイルビューアー」のインストール方法
スタートメニューの「設定」を選択します。
左メニューの「アプリ」を選ぶと右画面の内容が変わるので、その中にある「オプション機能」を選択します。
「オプション機能を追加する」にある青い「機能を表示」ボタンを押します。
すると、追加できるオプション機能の一覧が現れるので、その中にある「XPSビューアー」のチェックを入れ、「次へ」ボタンを押します。
「インストール」をクリックするとインストールが始まってプログレスバーが伸び、端まで行くと「インストール済み」となります。そうなったら、この画面を閉じます。
インストールが完了すると、アプリが使用できる状態となります。
「xpsビューアー」のインストールが完了すると、最初は白紙状態だったxpsファイルのアイコンが、xpsビューアーに関連付けされたものに変わり、ダブルクリックで開けるようになります。
（内容によっては、プレビューのサムネイルになることもあります）