クリップボードが改良されていた!
パソコンで何か作業をするときに、「コピー&ペースト」を使わないということはほとんどないと思います。
画像なりテキストなりを選択してコピーするとそれが「クリップボード」に保存され、それを同種類のアプリ上にペーストするわけですが、通常、何かをコピーした後に、別のものをコピーすると、前にコピーしたものは消えて、最後にコピーしたものだけが残るという、非常にシンプルなもので、windowsというものが生まれてから、ずっとそれは変わりませんでした。
しかし、version1809(RS5)あたりでこの「クリップボード」に大幅な改修が行われ、コピーの種類を問わず、合計最大25個まで保存できるようになっているのをご存じでしょうか?
拡張クリップボードの使用方法
拡張クリップボードのショートカットキーは「winキー+V」ですが、初めてこのショートカットキーを押したときはまだこの機能が有効になっていない状態なので、ここで「有効にする」を押します。
次からは、「ctrl+C」でコピーしたものが、順にクリップボード履歴に蓄積されていくようになります。
ペーストしたいアプリを開いた状態で「winキー+V」のクリップボード履歴の項目をクリックすると、
そのアプリ上にクリップボードの項目がペーストされます。
クリップボード履歴の項目を右クリック→「ピン留めする」を選んでピン留めしておくと、その項目はPCを再起動しても消えることなく保持されます。
まとめ
「winキー+V」は、以前は違う効果のショートカットキーだったと思いますが、ver.1809のあたりで拡張クリップボードになりました。
なお、「ctrl+X」でカットしたものもクリップボード履歴に入ります。しかも、今までと違って、ペーストしても無くならずにクリップボード履歴に残るので、カットしたものを何度でもペーストできます。
非常に便利になっているので、使ったことがないという方は、ぜひ使ってみてください。