映画にまつわるネタや裏話などを紹介してくれる「まっしゅムービー」。
扱う映画のジャンルも幅広く、「よくそんなネタ見つけてきたな！」と思ってしまうようなエピソードがてんこ盛りの、映画好きには見ごたえのある動画です。
そんな「まっしゅムービー」、内容はもちろん面白いのですが、あの声に着目している方は意外に多いのではないでしょうか？
よく似たジャンルのyoutuber「映画弁当」の方は機械音声っぽさが分かってしまう感じですが、「まっしゅムービー」は本当に人が話していると思われます。
本職の声優のような完成された声、というわけではないですが、淀みがなく聞き取りやすい、とてもかわいい声だと思います。
今回は、そんな「まっしゅムービー」の中の人について調べてみようと思います。
「まっしゅムービー」の中の人はどんな人？
個人の情報は公開されていない
本名、年齢、素顔など、いろいろ調べてみましたが、やはり、一切公開はされていないようです。
X（旧twitter）や最近開設したというtictokの方でも、「まっしゅムービー」個人に関する情報は一切なく、やはり映画の話題がほとんどです。
キノコのような帽子をかぶった女性のイラストをアバターにしているのと声の感じから、20代後半～30代くらいの女性だろうと思われます。
「まっしゅ」と名前に入れていること、バックにきのこのキャラがたくさんいるのは、きのこ、というかマッシュルームに何かこだわりがあるのでしょうか？
声に着目してみると、イメージは「おとなしめの文学少女」という感じですね（実際に少女ということはないでしょうが・・・）。
すれた感じのない、好感の持てるかわいい声で映画の解説をしてくれます。
素顔がどんななのかも非常に気になりますが、こればっかりは本人が公開してくれないと、どうしようもないですね・・・。
まさか・・・合成音声？
最近の合成音声技術はすさまじく、音声合成ソフトも今は、「ゆっくり」によく使われる「棒読みちゃん」のような分かりやすいものから、よくよく聞かないと違和感に気づけないような高度なものまで、数多くあります。
「まっしゅムービー」は、聞いている限りは本物の女性が話していると思うのですが、動画を見ていると、まれに、不自然な言葉遣いをすることがあります。
このtictokでは、「アイアンマン」の最初期のスーツのエピソードを取り上げていますが、この中で、「マーク１」を「マークいち」、「マーク２」を「マークに」と読んでいます。
普通なら「マークワン」「マークツー」と読みそうなものですが・・・。
これは、テキストで打ち込んだ数字を音声合成ソフトに読ませると起きる読み違いの状況に似ています。
しかし、声自体は何度聞いても人間のものだと思うんですよね。
これについても、結局のところはどちらとも確証が取れてはいないのですが、時々字幕とは違う読み方をすることがあったり、動画の最後の「バイバ～イ」もすごく自然なので、個人的には、本物の女性の声だと思ってます。
「まっしゅムービー」は違法なのか？
ネットでは、「まっしゅムービーのやっていることは違法だ」「著作権法に反している」という書き込みを見かけることがあります。
確かに、部分的とはいえ名だたる映画のシーンやメイキングを配信して利益を得ていると言えばそうなのですが、普段映画に接点のない人がこういう動画を見て映画に興味を持つ、というのは十分にあり得ることです。
そういった意味では、映画業界に貢献しているという見方もできます。
何にせよ、著作権を持つ配給側が問題視して何らかの手段を講じない限りは、とりあえず大きな問題にはならないでしょう。
まとめ
「まっしゅムービー」は、映画をただ紹介するのではなく、メイキングや裏話、小ネタを上手に纏めて紹介してくれるチャンネルです。
最近はtiktokも開設し、映画ネタのショートムービーを公開しています。
見ていて面白く、解説してくれる声がかわいいのもあって気になってしまいますが、個人的な情報は全くと言っていいほど公開されていないため、残念ながら素顔や年齢などといった、「中の人」の情報は見つけることができませんでした。
一部では違法ではないかという声もありますが、内容は良心的で、映画に興味を持ついいきっかけにもなるので、頑張って活動していただきたいと思います。