50代、60代になると、「新NISAはこのまま続けて大丈夫?」「老後資金はいくら必要?」「退職金をどう運用すればいい?」と、お金の悩みが一気に現実味を帯びてきますよね。
そんなミドル・シニア世代に向けて、資産をただ「増やす」のではなく、どう「守って使っていくか」を発信しているのが、YouTubeチャンネル「『資産保全学』50,60代の賢い資産の守り方」です。
チャンネルの「さらに表示」で確認できる説明欄では、発信者自身が分部彰吾(わけべ・しょうご)さんであることが明記されています。
1990年大阪府生まれで、一般社団法人確定拠出年金診断協会の代表理事、株式会社visibleの代表取締役社長を務めていることなども紹介されています。
しかもチャンネルは2025年6月26日に開設された比較的新しいもの。
それにもかかわらず、2026年8月30日時点で登録者は約19万8000人、総再生回数は約2469万回まで伸びています。
では、分部彰吾さんとはいったいどんな人物なのでしょうか。経歴や収入面も含めて詳しく見ていきます。
「資産保全学」分部彰吾のプロフィール
- 本名:分部 彰吾(わけべ しょうご)
- 年齢:35~36歳(2026年8月現在)
- 誕生日:不明(1990年生まれ)
- 出身:大阪府
- 身長:不明
- 体重:不明
本名について
「資産保全学」に出演している男性の名前は、分部彰吾(わけべ・しょうご)さんです。
「分部」という名字はちょっと珍しいので、「これは本名なの?」と思う方もいるかもしれません。
戸籍まで確認できるわけではないため厳密な意味で「本名」と断定することはできませんが、一般社団法人確定拠出年金診断協会の代表理事としても「分部彰吾」と掲載され、株式会社visibleでも代表取締役として同じ名前が使われています。
さらに、著書の著者名やPRESIDENT Onlineの著者プロフィールも同一です。
そのため、YouTubeだけで使っている芸名やハンドルネームというより、分部彰吾が本人の公的な活動名であり、本名である可能性はかなり高いと考えてよさそうです。
年齢について
分部彰吾さんの生まれた年は1990年です。
これはYouTubeのチャンネル説明だけでなく、書籍の著者プロフィールやPRESIDENT Onlineでも確認できます。
したがって、2026年8月現在の年齢は35歳または36歳ということになります。
ただし、「○月○日生まれ」という誕生日までは公表されている情報は確認できず、そのため、現時点では「35~36歳」となります。
50代・60代向けのチャンネルなので、発信者本人もその年代なのかと思いきや、実際には30代半ばなんですね。
年齢ではなく、FPとして培ってきた専門知識や相談・研修経験をベースに発信していることが分かります。
出身地について
出身は大阪府です。こちらも本人のプロフィールで明らかになっています。
しかし、現在代表を務めている一般社団法人確定拠出年金診断協会と株式会社visibleは、いずれも東京都千代田区九段南に拠点を置いています。
そのため、少なくとも現在の仕事の中心は東京にあるとみられますが、現在の居住地について本人が公表しているわけではないため、そこは分けて考えたほうがよさそうです。
素顔について
分部彰吾さんは、完全に顔出しして活動しています。
YouTubeでもマスクなどで顔を隠すスタイルではなく、自身が出演して解説しています。
また、セミナー講師として登壇する写真や著者プロフィール写真なども公開されているため、「素顔が不明なYouTuber」というタイプではありません。
スーツ姿で講演する場面もありますが、YouTubeでは比較的親しみやすい服装で出演しており、いかにも金融機関の営業マンという堅い雰囲気にしすぎていないのも特徴ですね。
「資産保全学」分部彰吾はどんなYouTuber?
「資産保全学」の大きな特徴は、単なる「投資でお金を増やそう」というチャンネルではないことです。
新NISA、iDeCo、投資信託、個人向け国債、退職金、資産の取り崩し、暴落時の対応など、老後が現実的に近づいてきた50代・60代向けの資産管理にかなりテーマを絞っています。
チャンネル側が設定しているキーワードにも「投資信託」「資産運用」「資産形成」「NISA」「iDeCo」が並んでいます。
たとえば、「50代60代の新NISA」「老後の資産設計」「暴落時の運用」「NISAの出口戦略」など、若い世代向け投資チャンネルでは後回しになりやすい「資産をどう取り崩すか」まで扱っています。
つまり「資産形成学」というより、名前の通り資産“保全”学なんですね。
「資産保全学」分部彰吾はなぜ人気?
人気の理由としてまず挙げられそうなのが、視聴者層が非常にはっきりしていることです。
「投資初心者全員」に向けるのではなく、「50代・60代で、ある程度資産はあるけれど老後のお金が不安」という人に刺さる内容になっています。
実際、「【4つの出口戦略⁉︎】50代60代で新NISAの終わり方を知らないと絶対に後悔します...」は、2026年8月時点で約152万回再生まで伸びています。
もう一つは話し方でしょう。タイトルやサムネイルには「必見」「危険」「9割」といった強めの言葉も使われますが、本人の説明自体は比較的落ち着いています。
実際に動画を紹介している50代の視聴者からは、冷静で落ち着いた口調で分かりやすいという趣旨の評価が見られました。
別の63歳の投資家も、アセットアロケーションや出口戦略などが「かなり参考になる」と紹介しています。
「資産保全学」分部彰吾の活動について
分部彰吾さんはYouTuber専業というわけではありません。
一般社団法人確定拠出年金診断協会の代表理事であり、株式会社visibleの代表取締役社長でもあります。
確定拠出年金診断協会は2022年3月30日に設立されています。
本人のチャンネルプロフィールによると、大手金融機関165拠点以上で研修を行い、参加者は累計4000人を超えるとのこと。
金融機関だけでなく、企業、労働組合、歯科医師会などでも講演を行っています。
協会では「確定拠出年金診断士」の育成も行っており、2025年時点で認定DC専門家の登録者は852人とされています。
YouTubeはその実務経験を一般の人にも広げるための発信媒体、と考えると分かりやすいでしょう。
「資産保全学」分部彰吾の学歴・経歴について
分部彰吾さんは、甲南大学マネジメント創造学部を卒業しています。
大学卒業後はリース会社へ入社。
その後、保険代理店を経て、独立系ファイナンシャルプランナーになりました。
興味深いのは、もともと本人自身も、新卒で入った会社の確定拠出年金をほとんど放置しており、後になって損をしていたことに気づいたという点です。
その経験から、「確定拠出年金で知らないうちに損をしている人が多いのではないか」と問題意識を持つようになり、確定拠出年金診断協会の設立につながったと紹介されています。
最初から資産運用のエリートだったというより、自分自身の失敗から専門分野を掘り下げていった人物なんですね。
この背景を知ると、動画で「知らないまま放置することの怖さ」を繰り返し伝えている理由も見えてきます。
「資産保全学」分部彰吾の年収・月収について
分部彰吾さん本人の給与や年収は公開されていません。
ただし、YouTubeについてはある程度の試算ができます。
2026年8月時点の集計では、「資産保全学」の通常動画は月間約221万回再生されています。
金融・投資系YouTubeは広告単価が比較的高く、2026年の目安として1再生0.5~1.0円程度とされる例があります。
これを単純に当てはめると、
- YouTube広告収入:月約110万~220万円
- 年換算:約1300万~2650万円
ほどになる計算ですが、もちろんこれはあくまで推定です。
実際のRPM、視聴者属性、広告表示率などで金額は大きく変わります。
YouTube公式も、RPMはチャンネルごとに異なる指標であると説明しています。
しかも分部さんの場合、会社経営、講演、研修、書籍、協会事業などがあります。
そのため総収入はYouTubeだけではありませんが、個人として実際にいくら受け取っているか、年収が何千万円なのかまでは不明です。
「資産保全学」分部彰吾の商品について
分部彰吾さんの商品として分かりやすいのが、山上真司さんとの共著『確定拠出年金 退職金で損する人得する人』です。

2025年に発売され、定価は1760円(税込)。
丸善日本橋店の2025年4月3日~9日のビジネス・経済書ランキングでは実際に1位となっています。
また、YouTubeの説明欄から登録できるLINEでは「老後不安をなくす50のチェックリスト」などを無料配布しています。
さらに本人が代表理事を務める協会では「確定拠出年金診断士」の講座も展開しており、講座受講・認定費用は4万9500円(税込)、資格利用料は年間1万3200円(税込)となっています。
YouTubeを入口にして、無料情報、書籍、資格・金融教育へとつながる仕組みになっているようですね。
まとめ
今回は「『資産保全学』50,60代の賢い資産の守り方」の分部彰吾さんについて調べてみました。
分部さんは1990年大阪府生まれで、甲南大学を卒業後、リース会社や保険代理店を経て独立系FPとなった人物です。
現在は確定拠出年金診断協会の代表理事、株式会社visibleの代表取締役社長としても活動しています。
特に印象的なのは、「もっと儲かる投資先」を紹介するだけではなく、50代・60代が直面する退職、老後、取り崩し、暴落への備えまで含めて考えていることでしょう。
30代半ばながら、その世代に向けた金融教育を専門分野としてきた実務経験があり、それが「資産保全学」の説得力につながっているように感じます。
資産を増やすことばかりに目が行きがちな投資系YouTubeの中で、「せっかく作った資産を、老後にどう守り、どう使うのか」というところまで扱っていることが、このチャンネルならではの強みと言えそうです。