セルの肩に時々出る緑の三角は、セルのエラーマーク
Excelで、時々、セルの左肩に緑色の三角の印が表示されることがあります。
これは、セルの数式に問題がある場合に出る、エラーマークです。
初期値は緑色ですが、任意の色に変更できますし、エラーチェックの内容も、用意されたものから選ぶだけですが、任意に設定することが可能です。
また、このマークは、単にエラーの存在を知らせるだけでなく、このマークをクリックすることで、自動修復のガイドを表示させることができるようになっています。
今回は、セルのエラーチェックの設定についてご紹介します。
エラーチェックの設定
エラーチェックの設定画面を開く
Excel画面の左上にある、「ファイル」をクリックします。
画面が切り替わりますので、一番下にある「オプション」を選択します。
オプション画面の左メニューから「数式」を選択します。
その画面の下の方に、エラーマークやエラーチェックに関する項目があります。
エラーマーク色の変更
エラーマークの色の初期値はExcelらしい濃い緑ですが、この色は、自由に変更が可能です。
「エラーチェック」項目にある、「次の色でエラーを示す」で、カラーパレットから任意の色を選択して、エラーマークをその色に変えることができます。
左肩にある、初期色のエラーマーク。
右肩には、メモの存在を示すマークが表示されるので、あまり近い色にしないほうがいいです。
カラーパレットでピンクを選択して、エラーマークの色が変わりました。
エラー設定の変更
エラー設定画面に、チェックを行うエラーのチェックボックスがあります。
ここでチェックが入っている内容に該当する問題が発生しているセルに、エラーマークが表示されます。
水色の丸い記号がついているものは、そこにカーソルを合わせると、エラーの説明が表示されます。
エラーマークからの自動修復機能
セルの左肩に出るエラーマークは、ただエラーがあることを知らせるだけではありません。
ここから、エラーの内容を知ったり、修復させることもできるようになっています。
エラーマークにカーソルを合わせるだけで、そのセルがなぜエラーになっているのかを知ることができます。
さらに、エラーマークをクリックし、そこにあるプルダウンを開くことで、エラーの修正を行うことができます。
なお、このプルダウンの一番下にある「エラーチェックオプション」を選択すると、先のエラー設定画面が開きます。