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目が疲れたときの「夜間モード」
テレワークが主体になろうと、長時間モニタを見ながらの仕事が減るわけではありません。
昔のブラウン管ほどではないにせよ、液晶モニタもずっと見ていると目が疲れてきて、白がまぶしく感じられることがあります。
windowsでは、そんな時のために、「夜間モード」と呼ばれる表示ができるようになっています。
これは、画面を暗くする・・・と言うよりは、ブルー系の発色だけを減衰させる機能のようです。
モニタの発色そのものでブルーライトカットをしているというわけです。
これをONにすると、画面が、赤っぽい夕焼けのような色合いに変わり、確かに目に優しい色合いになります。
ハードウェア制御で行っているらしく、夜間モードでプリントスクリーンを撮っても、通常の時と結果に変化はありませんので、資料作りなどでも問題ありません。
ただ、色目そのものが変わってしまうので、カラーマネジメントが必要な仕事の場合には使えない、というか向いていません。
また、一部のモニタドライバで使用できない場合があります。
「夜間モード」の設定方法
デスクトップを右クリック→「ディスプレイ設定」を開きます。
現れたトップ画面の「明るさと色」に、夜間モードのスイッチがあります。
スイッチをオンにすると、夜間モードになりますが、設定時間外だと、その時間が来るまで作動しません。
すぐ下にある、「夜間モードの設定」で、設定の変更ができます。
ここで各種設定が可能です。
時間外でもすぐに夜間モードにできるボタン、作動時間帯を設定できる項目のほかに、夜間モードの強度が調整できるスライダもあります。
スライダの初期値は50で、右に動かす(数字が大きくなる)ほど、ブルーの減衰が大きくなり、全体的にオレンジ色になります。
時間設定は、初期値では、その時期の日没から日の出の時間を自動で取得し、その範囲内で動作します。
下の「時間の設定」チェックにすれば、開始・終了を任意の時間に設定することが可能です。
はじめは戸惑いますが、慣れると確かに目の負担は小さくなったように感じます。
夜遅くに仕事をしなければならない場合などには結構使える機能のように感じます。
そういうシチュエーションが多い方には、一度、お試しいただきたいと思います。