このタイミングでチェックアプリが復活
2021年10月5日からwindows11の無償アップデートが開始される見通しですが、その寸前と言える9月21日頃にチェックアプリが復活、再びダウンロードが可能となっています。
このアプリは、windows11に対応可能かどうかを調べるためのもので、6月のwindows11の発表と同時に公開されましたが、対応スペックの決定で紛糾したのか、すぐにダウンロードが休止され、ずっとそのままでした。
それが、この直前のタイミングで復活したのですから、windows11の必要スペックがようやく確定したということでしょう。
※windows11の「インストールアシスタント」は、このチェックアプリで判定を行わないと、windows11のインストールに進みません。
チェックアプリについては、こちらでご紹介しています。
関連記事:windows11が2021年10月にリリース!ハードウェアの必要条件をチェックする方法
チェックアプリの結果から分かる必要スペック
今回ダウンロードが再開された新しいチェックアプリでは、細かい判定条件が確認できるようになりました。
●セキュアブートをサポートしていること
UEFIによるセキュアブートは、10年ほど前のPCでも搭載されている技術なので、まず問題にはならないでしょう。
●TPM2.0が有効であること
これについては、windows11の発表があった当初から話題になっていましたが、現在の比較的新しいPCなら問題はないと思われます。
関連記事:Windows11に備える!TPMを有効化する方法(DELL製PC)
●CPUが1ギガヘルツ (GHz) 以上のクロック速度で、2コア以上の64ビット互換プロセッサであること
明記はされていませんが、Intel製CPUでいえば、第8世代以降が対象となるようです。
Pentium GoldやSilverも対象となっており、簡単に線引きはできないようです。
対応CPUについては、以下のリンク先の表で確認できます。
Microsoft公式:windows11のIntel製CPU対応表
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-hardware/design/minimum/supported/windows-11-supported-intel-processors
Microsoft公式:windows11のAMD製CPU対応表
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-hardware/design/minimum/supported/windows-11-supported-amd-processors
●少なくとも4ギガ以上のメモリがあること
現在市販されているPCの多くは、メモリ8ギガ搭載であることがほとんどなので、これも問題はないでしょう。
●システムディスクが64ギガ以上あること
最低64ギガとなってはいますが、こんな容量では、何度かのアップデートだけであっというまに空きが無くなってしまうでしょう。
どんなに少なくても256ギガは欲しいところです。
また、Microsoftから、ハードウェアのシステム要件が公開されています。
Microsoft公式:Windows 11 の仕様、機能、コンピューターの要件を確認する
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-11-specifications