windows11でもアップデートの一時停止が可能
windows11には、「この時間帯はアップデートを行わない」という設定ができるようになっており、この機能を使えば、予期しないアップデートによる再起動での思わぬトラブルや時間の無駄を防止できる可能性があります。
今回は、windows11で、アクティブ時間の設定を変更する方法についてご紹介します。
関連記事:windows10・勝手にアップデート→再起動をしない時間帯を設定する方法
アップデートを一時的に停止する方法
アクティブ時間の設定を変更する
そもそもの問題として、夜中に勝手に再起動されてしまうのは、その時間帯が「アクティブ時間」の範囲外だからです。
この「アクティブ時間」というのは、「この時間の範囲内は、ユーザーに確認なく勝手に再起動はしない」時間帯のことで、初期値では午前8時~午後5時に設定されています。
「昼間に仕事をしていたら、いきなり勝手に再起動された」などということが起きないのは、この機能のおかげです。(勝手に再起動はしませんが、スタートボタンで再起動によるアップデート待ちになることはあります)
夜中の時間帯に勝手に再起動されたくない場合は、この設定を変更するといいでしょう。
ただし、用事が済んだら、元に戻すことを忘れてはいけません。
アクティブ時間は自由に設定できますが、最大18時間の範囲でないといけないという制約があるので、夜中をアクティブ時間にしたままだと、昼間の仕事時間の一部が対象から外れてしまい、仕事中にアップデートがかかってしまうことになりかねません。
「アクティブ時間」の設定変更方法は、以下の通りです。
スタートボタンで現れるスタートメニューから、「設定」を選択します。
右のリストから「Windows Update」を選択し、その画面にある「詳細オプション」を開きます。
「詳細オプション」内にある、「アクティブ時間」を開きます。
「アクティブ時間を調整する」の項目を「手動」に変更します。
時間の枠をクリックすると、スライダーが開き、時間が変更できます。
任意の時間に変更します。数字を選び、一番下の「☑」を押すと決定となります。となりの「×」がキャンセルです。
設定が変更されました。
更新を一定期間停止する
いちいち時間の設定を変えるのが面倒、という場合は、ざっくり一週間、アップデート自体を休止させることができます。
「windows update」内の「1週間一時停止する」ボタンを押すことで、一週間、windowsの更新がされないようにできます。
停止状態を解除するには、「更新の再開」を押します。