2020年5月27日に、windows10の新しいアップデート「バージョン2004」の一般配布が開始されました。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
従来は月を示す数字は3か9でしたが、「2003」だと他製品と混同されるため、敢えて「2004」となっているようです。
内容としては堅実なアップデート
ハードディスクのアクセス頻度が高くなる問題が修正されているという話があったり、bluetoothへの接続が、「設定」に行かなくても画面に現れるスライド通知だけで行えるようになるなど、やや地味ながらも有用なアップデートとなっています。
「設定」にあるマウスの設定項目も変更されており、「コントロールパネル」の機能を、徐々に「設定」に移し始めているようにも見えます。
コントロールパネルの「マウス」にあった「ポインターの速度を選択する」と同じ機能がここにも追加された。もちろん両者は連動している
アップデートの方法
windows updateを使用する
「設定」>「更新とセキュリティ」>「Windows Update」にある[更新プログラムをチェック]ボタンを押すと、アップグレードが利用な端末であれば、機能アップデートのインストールが案内されます。
しかし、まだ自動アップデートの対象はかなり絞られた状態のようです。
6月28日になっても、まだアップデートには入ってきていない
公式ダウンロードサイトを使用する
Microsoftのダウンロードサイトにある「今すぐアップデート」をクリックすると、「Windows 10 更新アシスタント(Windows 10 Update Assistant)」ツールがダウンロードされ、使用中端末をその場でアップデートできます。
予想しないタイミングで長時間のアップデートにPCを取られるのが嫌な場合は、時間のあるときにアップデートしてしまうといいでしょう。
総じて、目立った新機能を搭載するよりも使い勝手や不具合の修正に重きを置いた、堅実なアップデートであるように思われます。
しかし、自動アップデートの対象はまだ絞られているようですし、急いでアップデートする必要もないので、自動でアップデートされるまで待ってみてもいいかもしれません。